埼玉新聞

 

グランドオープン!コーヒー店“glincoffee 時の鐘店”注目 冷めてもおいしいコーヒー追求、川越イメージしたブレンド「刻(とき)」必見 2階に20席、イベントも予定

  • 新店舗に導入された大型焙煎機を操作する焙煎士の星野翔さん=川越市幸町のglincoffee時の鐘店

    新店舗に導入された大型焙煎機を操作する焙煎士の星野翔さん=川越市幸町のglincoffee時の鐘店

  • 新店舗に導入された大型焙煎機を操作する焙煎士の星野翔さん=川越市幸町のglincoffee時の鐘店

 川越市内で喫茶店の営業やコーヒー豆の販売を展開するBridge(同市元町、大谷周平代表取締役)は、同市幸町に「glincoffee 時の鐘店」をグランドオープンした。

 新店舗は10キロの大型焙煎機を導入し、コーヒー豆の焙煎(ばいせん)を主軸としていく。市内の各店舗で提供する分だけではなく、他店やスーパーなどに卸すコーヒー豆も焙煎。内装も工場をコンセプトに、コーヒーを飲みながらゆっくり休める場所として2階に20席を用意した。

 お薦めは川越をイメージしたブレンド「刻(とき)」で、時間の経過で変化する味が特徴。ブレンドした焙煎士の星野翔さんは、「時間の変化をテーマに冷めてもおいしいコーヒーを目指したので、ゆっくり楽しんでほしい」と話す。そのほか各種ドリンクやコーヒー豆、焙煎ににおいが影響しないよう考案したスイーツを提供する。

 大谷代表取締役は、「コーヒーを通じて交流が広まり、観光客も地元の人も楽しめる場所にしたい」と笑顔。秋には同店舗の2階で、手動で焙煎を行う体験型のイベント開催を目指しているという。「焙煎を五感で楽しんで、地域の人が自慢できる場所になるよう頑張りたい」と力を込めた。
 

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