浦和は7日、3日に敵地で行われた川崎戦で違反行為を行ったサポーター1人を無期限入場禁止処分にすると発表した。1―3で敗戦した試合後に浦和の選手たちが、応援エリアへあいさつに向かった際、応援に使用していた大旗を投げたという。チーム関係者によると同行為によるけが人は確認されていない。

　5日に処分対象者および所属グループのリーダーに対して競技運営本部スタッフが対面で事情聴取を実施。「浦和レッドダイヤモンズサッカー試合運営管理規定」ならびに「Jリーグ試合運営罰則規定」との照合と競技運営本部内での検討を経て、処分を決定。6日に処分対象者へ通達を行った。

　浦和は「安全・快適で熱気のある満員のスタジアムの実現を浦和レッズ全員で目指そうと行動してくださっている最中にこうした事案が発生してしまったことに対し、悔しさと憤りを感じずにはいられません」とコメントした。