埼玉新聞

 

小学校前の「よい子の店」54年の歴史に幕 学用品や駄菓子扱い年中無休 82歳店主「私の生きがいだった」

  • 「よい子の店京藤文具店」店内に立つ店主の京藤暁子さん=4月25日、埼玉県所沢市けやき台

    「よい子の店京藤文具店」店内に立つ店主の京藤暁子さん=4月25日、埼玉県所沢市けやき台

  • 開校当時の所沢市立清進小学校の航空写真。写真中央上、校庭に隣接する平屋手前の道路沿いにあるのが「よい子の店」。(久保さん提供)

    開校当時の所沢市立清進小学校の航空写真。写真中央上、校庭に隣接する平屋手前の道路沿いにあるのが「よい子の店」。(久保さん提供)

  • 「よい子の店京藤文具店」店内に立つ店主の京藤暁子さん=4月25日、埼玉県所沢市けやき台
  • 開校当時の所沢市立清進小学校の航空写真。写真中央上、校庭に隣接する平屋手前の道路沿いにあるのが「よい子の店」。(久保さん提供)

 埼玉県所沢市けやき台の市立清進小学校の校門前にある「よい子の店京藤(きょうとう)文具店」。学校の開校当時から児童を見守ってきた名物店が、54年の歴史に幕を閉じる。1人で店を切り盛りしてきた店主の京藤暁子さん(82)は90歳を前に閉店を決意。「54年やれたのは子どもたちと保護者に恵まれたから。大したもうけはないけれど、子どもたちを見ていると毎日が新鮮で、私の生きがいだった」と振り返る。

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