埼玉新聞

 

<新型コロナ>カラオケの複数グループで感染 会食した人など埼玉135人感染1人死亡 クラスター拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは4日、新型コロナウイルスに感染していた90代女性1人が死亡、新たに135人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が91人、さいたま市20人、川口市13人、川越市6人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は3万3407人(チャーター便帰国者含む)、死者は704人(4日午後6時現在)。

 4日午後9時時点の重症者は37人、感染者の入院は466人、ホテル療養306人、自宅療養371人。退院・療養終了は3万1242人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女90人。カラオケ利用者の感染は、いずれも別のグループの10代1人、20代3人、80代1人の計5人確認された。会食が原因とみられる感染も20代2人、40代1人の計3人確認された。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~80代の男女20人。重症の80代男性は別の病気で市内医療機関に救急搬送され、検査で感染が判明。現在は集中治療室に入り、会話はできる状態という。

 川口市によると、1日に90代女性が死亡した。市内の死者は57人。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女13人。クラスター(感染者集団)となった市内の介護付き有料老人ホームでは新たに職員3人の感染が分かった。

 川越市によると、感染が判明したのは市外在住1人を含む20~70代の男女6人

 越谷市によると、感染が判明したのは20~70代の男女5人。

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