<ランチ>春のらんまんデリランチセット、華やかに春一色 埼玉・深谷「和めしCafe HISAGO」
2021/04/05/00:00
和食をベースに地元産野菜を使った料理で客をもてなす「和めしCafeHISAGO」。3代目の田口真太郎店長(45)が2011年4月に現店名に改め、新規オープンした。ランチメニューの季節のデリランチセットは年6回メニューを替え、季節の旬を大事にしている。
4月まで提供しているのが「春のらんまんデリランチセット」(税込み1430円)。春を感じさせる山菜の天ぷらと季節の白身魚の天ぷら、桜の花を乗せたアサリの茶わん蒸し、花見の時期に合わせて華やかなちらしずしなどが付いて“春一色”だ。
秩父で仕入れた山菜はナノハナやフキノトウ、ヤマウド、タラノメやコゴミなどから少なくても5種類を天ぷらにして提供。マダイなどの白身魚の天ぷらも、衣はサクサク、中はふんわりだ。
食材にもこだわる。卵は市内の田中農場から仕入れ、鮮度が良いため料理した時、風味も違うという。自家製トマトソースがかかったチキンロールは、トマトのうま味が鶏肉とよく合う。
エビやイクラ、シイタケなどが入ったちらしずしも彩りよく、オレンジ色の黄身を使った錦糸卵がさらに華やかさを引き立たせている。
料理人の祖父と父の背中を見て育った田口店長は「コロナ禍ですが、おいしい料理を作ってお待ちしております」と話している。
【メモ】和めしCafeHISAGO
埼玉県深谷市本住町6の33(電話048・571・2192)。営業時間は昼が午前11時半~午後2時半(ラストオーダー同2時)、夜が同5時半~同10時(ラストオーダー同9時半)。21日までが午後9時(ラストオーダー同8時半)。定休日は火曜日。