埼玉新聞

 

花浮かべた鉢の底からライトアップ 埼玉・行田で花手水ウィーク、幻想的な演出で来場者を魅了

  • 幻想的な光の演出で来場者を魅了した花手水のライトアップ=3日午後7時半ごろ、行田市行田の行田八幡神社

 埼玉県行田市の中心市街地で3日、鉢いっぱいに花を浮かべた「花手水(はなちょうず)」をライトアップするイベント「希望の光」が行われた。

 花手水は昨年4月に「コロナ禍で癒やしを」と同市行田の行田八幡神社で始まった。その後、地域全体で行田を訪れる人をもてなそうと、商店や民家の軒先にも花手水を飾る「花手水ウィーク」を昨年10月から毎月1~14日に開催している。

 ライトアップは今月から月1回開催。初回となった同日は同神社や忍城、八幡通り周辺の店舗の軒先など約35カ所の花手水に光が点灯された。メイン会場の同神社では境内の6カ所に花手水が置かれ、日没から午後8時までライトアップ。水を張った大きな手水鉢にガーベラやカーネーションなどの花が一面に浮かべられ、鉢の底から発光ダイオード(LED)電球で光を当てた。光の色は青や赤など変化し、幻想的な風景を醸し出していた。

 次回のライトアップは5月1日。問い合わせは、行田おもてなし観光局(電話048・577・8442)へ。

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