さいたま地検川越支部は25日、所沢市山口の「西武園ゆうえんち」で建物に火を付けて火災保険金をだまし取ったとして、非現住建造物等放火と詐欺の疑いで書類送検された男性(46)を不起訴処分にしたと発表した。処分は22日付。地検は理由を明らかにしていない。
男性は2017年5月12日夜、飲食店や土産物店が並ぶ「アーケード大通り」にある自身の店舗に放火し、火災保険金をだまし取ったとして、昨年12月に書類送検された。
火災では同エリアにある3店舗が焼失。火災を受けて遊園地は一時休園し、17年6月3日に営業を再開した。