女性3人が発熱や下痢 カンピロバクター検出、埼玉・草加保健所が三郷の居酒屋を処分 ささみ串など食べ発症
2021/04/10/00:00
草加保健所は9日、三郷市早稲田の居酒屋「串焼はらはま」で食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づき、店を3日間の営業停止処分にした。
県食品安全課によると、今月5日、同店利用者から「3月28日に店で食事をした3人が発熱、下痢などの症状が出ている」と通報があった。草加保健所が調査したところ、同店でささみ串、もつ煮込み、ささみとアボカドのわさびじょうゆあえなど、加熱不十分な鶏肉を含むメニューを食べた20~40代の女性3人が、30日から発熱や下痢などを発症。うち2人から食中毒を引き起こすカンピロバクターが検出された。県は患者の症状や潜伏期間がカンピロバクターによるものと一致したことなどから、同店での食中毒と判断した。
患者はいずれも快方に向かっているという。