埼玉新聞

 

酒に酔い、発車した電車蹴る 非常停止させた疑い、男逮捕 容疑否認「酔って覚えていない」/埼玉・飯能署

  • 電車を蹴り非常停止させた容疑、男を逮捕=飯能市

 飯能署は9日、威力業務妨害の疑いで東京都練馬区大泉町、会社員男(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は9日午前8時40分ごろ、西武池袋線飯能駅で、発車した回送電車を蹴って停車させ、業務を妨害した疑い。

 同署によると、男は駅のホームで、出発した回送電車の側面を複数回蹴り、さらに蹴る姿勢を見せたため、電車の車掌が非常ブレーキを作動させて停車させた。男は酒に酔っており、呼気1リットル当たり0・45ミリリットルのアルコールが検出された。男は「酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているという。

 西武鉄道によると、回送電車には約4分の遅れが発生したが、ほかの電車に影響はなかった。

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