埼玉新聞

 

愛称は「さくらオーバルフォート」 熊谷ラグビー場隣接、新運動施設エリア

  • トップリーグのハーフタイムで愛称「さくらオーバルフォート」が発表された=10日午後1時ごろ、熊谷市の熊谷ラグビー場

 埼玉県ラグビー協会は10日、熊谷市の熊谷ラグビー場の西隣で、8月の完成を目指して建設を進めている新運動施設エリア「(仮称)熊谷スポーツ文化公園内管理棟、グラウンド、宿泊棟エリア」の愛称について、「さくらオーバルフォート(SAKURA OVAL FORT)」に決定したと発表した。

 愛称は昨年12月21日から今年1月29日まで募集し、全国の185人(県内122人、県外63人)から236件の応募があった。協会内に設置した委員5人の「エリア愛称選定委員会」(委員長・石山洋一熊谷商工会議所副会頭)が審査し、商標の登録審査も行った上で、市内在住の高校生が提案した愛称に決めた。

 愛称の「さくら」は桜の花とともに、埼玉の「さ」、熊谷の「く」、ラグビーの「ら」の頭文字を取った。「オーバル」はラグビーをイメージする楕円(だえん)、「フォート」は砦(とりで)を意味している。愛称は熊谷ラグビー場で行われたトップリーグ・パナソニックワイルドナイツ対ヤマハ発動機ジュビロの試合のハーフタイムで発表された。

 同協会会長の富岡清市長は「ラグビー文化の発信拠点となり、市民、県民はもとより、ワイルドナイツ、そしてラグビーを愛する多くの皆さまに親しんでもらえるようラグビータウン熊谷として盛り上げていきたい」とコメントした。

ツイート シェア シェア