埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉・飯能南高で新たに生徒3人、川越の学校では学年閉鎖 4人が死亡、163人感染

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは16日、新型コロナウイルスに感染していた男女4人が死亡し、新たに163人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が111人、さいたま市21人、川口市16人、川越市4人、越谷市11人。

 これまでに確認された感染者は3万5079人(チャーター便帰国者含む)、死者は726人(16日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は31人、感染者の入院は472人、ホテル療養344人、自宅療養482人。退院・療養終了は3万2729人。

 県によると、県管轄では50~100代の男女4人が死亡した。16日に詳細が判明したのは未就学児~80代の男女94人。県内医療機関では20~40代の医療従事者の女性4人が感染した。また県内製造工場では、加須市の20~40代の男性7人が感染した。

 県教育局によると、これまで生徒1人の感染が確認されていた県立飯能南高校で新たに生徒3人の感染が確認され、計4人となった。4人は同じ部活に所属しており、当面の間部の活動を停止する。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女21人。市立小学校の女子児童と市立中学校の男子生徒はいずれも家庭内感染。20代女性は市内幼稚園の教諭で、保健所が調査している。

 川口市によると、20代会社員女性から70代会社員男性まで男女16人の感染を確認した。

 川越市によると、20~50代の男女4人の感染が判明。市立小学校非常勤職員の50代女性が感染し、1年担任教諭が濃厚接触者となり19日まで学年閉鎖とした。

 越谷市によると、感染が判明したのは20~60代の男女11人。このうち5人は松伏町など近隣自治体の住民。

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