埼玉新聞

 

愛くるしい子リス、元気に走り回る さいたま「リスの家」 リスを踏まないように気を付けて

  • 巣から外に出て間もないリスの子ども=さいたま市北区、市民の森

 さいたま市北区見沼の「市民の森・見沼グリーンセンター」内にある「リスの家(うち)」で、今年生まれたシマリスの子どもたちが早くも巣穴や巣箱から出て愛くるしい姿を見せている。

 今年生まれたリスの子どもは1カ月ほど母親のリスと巣の中にいて母乳で育つ。母親は3~5匹の子どもを育てるという。子リスは例年、5月のゴールデンウイークの頃に巣から外に出てくるが、今年は暖かかったこともあり4月中旬から出始めた。

 子リスは大人のリスより一回り小さい。小麦、大麦、草などを食べ母乳も飲むという。 敷地内はヤエヤマブキやハナミズキの花が咲き新緑の季節。リスたちが元気に走り回ったり餌を食べたりしている。

 飼育員の本橋阿純さんは「子リスが母親やきょうだいと一緒にいる姿も見られる。見学者にはリスを踏まないように気を付けてと声を掛けます」と話していた。リスの子どもたちはすくすくと育っている。

 リスの家は、午前10時~午後4時。月曜休園(月曜が休日の場合は開園し、その翌日が休み)。入園料無料。

 問い合わせは、同センター(電話048・664・5915)へ。

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