埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスター学校2カ所で拡大 埼玉229人感染3人死亡 パン工場のクラスターは計36人に

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは24日、新型コロナウイルスに感染していた男女3人が死亡、新たに229人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が117人、さいたま市45人、川口市23人、川越市13人、越谷市31人。

 これまでに確認された感染者は3万6673人(チャーター便帰国者含む)、死者は738人(24日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は32人、感染者の入院は525人、ホテル療養370人、自宅療養745人。退院・療養終了は3万3825人。

 県によると、県管轄で死亡したのは80代男性と90代女性の計2人。24日に詳細が判明したのは未就学児~80代の男女100人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに複数の感染者が確認されている県内の学校2カ所で、それぞれ10代の学生1人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女45人。クラスターとなった障害者支援施設「しびらき」(桜区新開)では感染者が新たに2人(従業員1人、入所者1人)加わり計20人。伊藤製パン岩槻工場(岩槻区末田)では12人増え、陽性者は計36人(市発表分13人)となった。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~60代の男女23人。クラスターのデイサービス「アースサポート東川口」で2人、民間保育園で8人の感染が分かった。

 越谷市によると、23日に70代男性が死亡。感染が判明したのは10~60代の男女31人。

 川越市によると、新たに感染が判明したのは同市在住の会社員や専門学校生ら20~60代の男女計13人。

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