<新型コロナ>さいたまの工場で新クラスター発生、20人感染148人検査中 埼玉211人感染 学校拡大
2021/04/26/00:00
埼玉県などは25日、新型コロナウイルス感染者を新たに211人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が128人、さいたま市35人、川口市19人、川越市16人、越谷市13人。県感染症対策課によると、県内で日曜日の新規感染者が200人を超えたのは今年1月31日の242人以来。
これまでに確認された感染者は3万6884人(チャーター便帰国者含む)、死者は738人(25日午後7時現在)。
25日午後9時時点の重症者は29人、感染者の入院は535人、ホテル療養366人、自宅療養768人、退院・療養終了は3万3994人。
県管轄で詳細が判明したのは10歳未満~80代の男女128人。クラスター(感染者集団)関係では県内の学校で新たに2人の感染が確認され、同校の陽性者は計14人となった。会食関係では新たに1人の感染が判明した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10~80代の男女35人。同市北区の事業所「わらべや日洋大宮工場」で新たにクラスターが発生し、これまでに従業員20人(市発表分7人)の感染を確認した。陽性者と同じ時間帯に勤務した148人の検査を実施する。クラスターとなった障害者支援施設「しびらき」では新たに2人が感染し、計22人となった。伊藤製パン岩槻工場では新たに1人が感染し、計37人(市発表分14人)となった。
川口市によると、感染が判明したのは10~80代の男女19人。クラスターとなったデイサービス「アースサポート東川口」で、新たに1人の感染が判明した。
越谷市によると、10~80代の男女13人の感染が判明した。
川越市によると、市外在住1人を含む10歳未満~80代の男女16人の感染が新たに判明。