ライフル暴発…埼玉・春日部署で 事務室でライフル検査終了、片付け中に発射 実弾に気付かず
2021/04/26/00:00
春日部署で21日、検査で持ち込まれたライフル銃から、実弾1発が発射されていたことが25日までに、同署への取材で分かった。けが人はいなかった。同署は誤って発射された暴発事故とみて原因や経緯を調べる。
同署によると、銃は春日部市の60代男性が所有。21日午前9時ごろ、同署の事務室で、男性が検査を終えて片付ける際に暴発した。実弾は壁に当たったという。
検査は銃刀法に基づき定期的に行われており、所有者には実弾が装てんされていないか確認して持ち込むよう文書で注意を促していた。男性は弾を入れていたことに気付かず持ち込んだとみられる。
春日部署の片山裕喜夫副署長は、「一斉検査の受検者に事故防止の徹底を図る」とコメントした。