なぜここに小田急の車両が 西武鉄道が導入「サステナ車両」として所沢に到着 地元住民の注目も集める はるばる静岡経由でやって来た 省エネ推進、今年度中に営業運転開始
2024/05/26/09:49
東京と神奈川の箱根・江の島方面を結ぶ小田急電鉄の車両が埼玉にやってきた。西武鉄道が「サステナ車両」として譲渡を受けた「小田急8000形」の第1編成(6両)が、20日に所沢市の小手指車両基地に到着。クリーム色に青色帯の見慣れぬ車両が、地元住民や鉄道ファンの注目を集めている。整備を進め、今年度中に西武国分寺線で営業運転を開始する予定。
西武鉄道広報部によると、今回到着した8000形は小田急線内を出発して、JR御殿場線経由で静岡県のJR沼津駅で折り返し、JR東海道、武蔵野線などを経てJR新秋津駅経由で西武鉄道に輸送された。24日、地元住民や鉄道ファンが敷地の外から8000形にカメラを向けていた。市内在住の40代男性は「小田急の車両が所沢にいるのは違和感。どんな塗装で走るのか楽しみ」と目を輝かせていた。