埼玉新聞

 

「ポタリング&ウオーキング」開催、行田の名所など楽しむ ママチャリ参加も歓迎、親子の絆も深まる

  • 肌寒い空の下、次の目的地に向かう参加者=行田市

 自転車やウオーキングでチェックポイントを回り、行田市の名所などを楽しむ「行田ふれあいポタリング&ウォーキング2019」(市自治会連合会主催)が同市内で行われた。今回で5回目。

 コースはこれまでのポタリング30キロ、ウオーキング10キロに加え、今回は"ママチャリ"でも参加しやすいショートコース「ポタリング・ママチャリ15キロ」を新設。小学生以上の計約320人がエントリーした。

 スタート、ゴールは市役所南にある行田市バスターミナル。ママチャリ15キロは忍城やさきたま古墳、古代蓮の里がコースで、景色や風情などを楽しんだ。

 30キロコースの利根川土手沿いはカラシ菜が黄色の花を咲かせ、参加者は「眺めがいい」「きれいだな」と会話を弾ませながら、次の目的地へ向かった。

 4回目の参加という熊谷市の高校2年生坂田俊介さんは「自転車のマナーも身に付く。歴史が学べ、自然も体感できて毎回新しい発見をしています」と息を弾ませる。

 熊谷市の小沢美恵子さん(40)と長女で小学3年生の鈴(りん)さんは初参加。美恵子さんは「スポーツをしながらコミュニケーションが取れて、親子の絆も深まる。自転車をこぎながら会話が増えました」、鈴さんも「楽しい。来年も参加したい」とほほ笑んでいた。

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