<新型コロナ>学級閉鎖…川越の小学校で 埼玉224人感染5人死亡 クラスター工場拡大、保育園や病院も
2021/04/29/00:00
埼玉県などは28日、新型コロナウイルスに感染していた70~90代の男女5人が死亡、新たに224人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が138人、さいたま市48人、川口市16人、川越市8人、越谷市14人。
これまでに確認された感染者は3万7400人(チャーター便帰国者含む)、死者は745人(28日午後6時現在)。
27日午後9時時点の重症者は31人、感染者の入院は582人、ホテル療養357人、自宅療養751人。退院・療養終了は3万4298人。
県によると、県管轄では70、80代の男女3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは未就学児~90代の男女133人。30代男性は会食が原因の感染とみられている。県教育局によると、県西部の県立学校で児童生徒1人が新たに感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学児~90代の男女48人。20代女性は市立病院の看護師。救急搬送された患者の陽性が判明し、対応した同じ病棟の看護師1人が感染していた。クラスター(感染者集団)関連では、「わらべや日洋大宮工場」で3人増の計25人となった。市内の2保育園で、保育士と園児の感染が確認され、感染者数はそれぞれ5人と4人になった。
川口市によると、27日に70代と90代の女性2人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女16人。重症者はいない。
川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女8人。うち10歳未満の女子児童は家族に陽性者がいた。児童の通う市内の小学校は27日学級閉鎖し、全学年の教室などを消毒した。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む70代までの男女14人。