埼玉新聞

 

自転車の女性、踏切で転倒…電車迫る 立てない女性、近くの男性が救う「偶然だった」 女性「ありがとう」

  • 感謝状が贈呈された高砂佳生さん

 春日部署は22日、市内の踏切で転倒した女性を救出したとして、市内に住む高砂佳生さん(73)に感謝状を贈呈した。

 同署や高砂さんによると、4月11日昼すぎ、女性(68)が同市粕壁の踏切で、自転車から転倒。起き上がれずにいたところ、近くに住む高砂さんが救出した。荷物や自転車、女性を線路の外へ運び出したところ、遮断機が下り、電車が近づいてきたという。

 女性は無事で、署を通じて「助けていただかなければ危険な状況でした。ありがとうございました」と高砂さんに感謝の意を伝えた。

 感謝状を受け取り、高砂さんは「大それたことをしたわけではない。偶然居合わせ、当然すべきことをしただけ」と話した。

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