<新型コロナ>2回目の緊急宣言解除後で最多…埼玉県内、290人感染 クラスターの学校、計28人に
2021/05/03/00:00
埼玉県などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに290人確認したと発表した。2回目の緊急事態宣言解除後、256人で最多だった4月29日を34人上回った。新規感染者の内訳は県発表が174人、さいたま市54人、川越市9人、越谷市28人、川口市25人。
これまでに確認された感染者は3万8327人(チャーター便帰国者含む)、死者は745人(2日午後7時現在)。
1日午後9時時点の重症者は40人、感染者の入院は655人、ホテル療養361人、自宅療養808人、退院・療養終了は3万4982人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女171人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに複数の感染者が確認されている県内の学校1校で、新たに10代男子学生1人の感染が分かり、同校の関係者は計28人となった。
県感染症対策課は「新規感染者が徐々に増えており、警戒すべき。家庭内、職場での感染が多く、変異株の影響など複合的原因で増えている」と注意を促している。
さいたま市によると、未就学の女児を含む80代までの男女54人の感染が分かった。40代介護職の母親と陽性が判明した男児を含む小学生男女4人の感染が判明したが、いずれも無症状か休日に入った後の発症で、濃厚接触者はいなかった。
川口市によると、感染が判明したのは、未就学の男児を含む90代までの男女25人。90代女性は発熱のため検査を受け陽性が分かり入院中。
越谷市によると、感染が判明したのは、10~60代までの男女28人だった。
川越市によると、感染が判明したのは20~70代の男女9人。