埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスターの医療機関、計18人感染 2日間で埼玉344人感染 別のクラスターは計13人

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは5日から6日にかけて、新型コロナウイルスに感染していた70代男性1人が死亡、新たに344人の感染を確認したと発表した。感染者は5日が165人、6日は179人。6日の内訳は県発表が120人、さいたま市24人、川口市14人、川越市4人、越谷市17人。

 これまでに確認された感染者は3万9054人(チャーター便帰国者含む)、死者は747人(6日午後6時現在)。

 5日午後9時時点の重症者は35人、感染者の入院は702人、ホテル療養350人、自宅療養764人。退院・療養終了は3万5671人。

 4月26日から5月2日までの1週間に、県内で新たに確認された変異株陽性者は313人だった。変異株PCR検査実施の陽性率は62・6%。

 県によると、70代の男性1人が死亡した。県管轄で6日に感染の詳細が判明したのは未就学児~80代の男女95人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の障害者福祉施設で新たに11人の感染が確認され、同施設の感染者は計13人となった。また、県内の医療機関で新たに医療従事者1人の感染が分かり、計18人になった。会食関連では1人が感染した。

 さいたま市によると、6日に感染が判明したのは10歳未満~70代の男女24人。大宮消防署の20代男性職員の感染も分かった。保健所によると、職場での濃厚接触者や体調不良者は現在いないという。

 川口市によると、6日に感染が判明したのは10歳未満~50代の男女14人。重症者はいない。

 川越市によると、6日に感染が判明したのは20~70代の男女4人。

 越谷市によると、6日に感染が判明したのは10~70代の男女17人。また、市は保健医療部の50代女性1人の感染が判明したと発表した。

ツイート シェア シェア