埼玉新聞

 

大惨事…マッチングアプリを使った女性、4813万円を失う 知り合った相手に「今はゴールデンサイクル」と言われ、18回も送金してしまう さらに知人から金を借りるため、弁護士に相談し詐欺発覚 女性は無職34歳

  • 【地図】さいたま市緑区

    マッチングアプリで4813万円詐欺=さいたま市緑区

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 埼玉県警浦和東署は28日、さいたま市緑区の無職女性(34)がマッチングアプリを通じて知り合った外国人男性を名乗る相手から投資を促されるなどし、暗号資産4813万円相当をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると女性は今年1月中旬ごろに相手と知り合った。4月14日までの間、女性のスマートフォンに数回にわたり、相手から「今はゴールデンサイクルなので収益が20%以上に達することができる」「全ての計画が完了すると約1100万円の収益が得られる」などとメッセージがあった。女性は2月25日から4月14日までの間、相手の指示を受け、暗号資産取引所で暗号資産を購入するなどして計18回にわたり、口座などに送金した。

 女性は当初アプリのチャット機能で相手とやりとりしていた。その後LINEでメッセージを交換するようになり、「投資を始めたらどうか」などと誘いを受けたという。

 女性が知人に金の借り入れを申し込んだ際、弁護士に相談し、だまされたことに気付いた。
 

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