埼玉新聞

 

茶娘姿の女子中学生「おいしいお茶になる」 新茶のシーズン、埼玉・入間の中学校で茶摘みの体験学習

  • 茶娘姿で茶摘み体験をする生徒たち=入間市上藤沢

 新茶のシーズンに合わせて、狭山茶の主産地である入間市の市立上藤沢中学校で、茶摘みの体験学習が行われた。同校では1990年から茶摘み体験を行っていて今年で32年目。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催となった。

 今年は全校生徒465人が学校近くにある茶畑で茶摘み体験を行った。茶畑は学校が農家から借り受け管理されている。青空の下、生徒たちは密集しないように間隔を取りながらマスク姿で鮮やかな緑色に成長した新芽を丁寧に手摘みした。

 茶娘に扮(ふん)した3年生の女子生徒(14)は「2年ぶりで茶摘みを楽しみにしていた。緑色がきれいでおいしいお茶になると思う」と話していた。

 この日収穫された茶葉は、学校近くの茶園で加工され生徒らに配布される予定。

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