埼玉県などは8日、新型コロナウイルスに感染していた80代女性1人が死亡、新たに285人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が179人、さいたま市58人、川口市27人、川越市8人、越谷市13人。

　これまでに確認された感染者は3万9577人（チャーター便帰国者含む）、死者は749人（7日午後6時現在）。

　8日午後9時時点の重症者は42人、感染者の入院は752人、ホテル療養366人、自宅療養764人。退院・療養終了は3万6144人。

　県によると、県内にある食品関係の事業所で新たに従業員11人の感染が確認され、この事業所での陽性者は計18人となった。クラスター（感染者集団）が発生したとみて状況を調べる。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女58人。市立病院に勤める30代の看護職員女性1人の陽性が判明した。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女27人。重症者はいない。1人は市立保育園の男児で、市は検査などのため8日から当分の間の休園を決めた。

　川越市によると、感染が判明したのは10～80代の男女8人。会社員の60代男性は同居家族に陽性者があり、現在入院している。

　越谷市によると、感染が判明したのは10～70代の男女13人。