鉄道ファンらカメラに、西武鉄道が特急車両の撮影会 4月に定期運行終え、臨時特急として走行 今後は
2021/05/09/00:00
4月に定期運行を終えた西武鉄道の特急車両「レッドアロークラシック」が1日、臨時特急として西武狭山線を走行し、終点の西武球場前駅で車両撮影会が行われた。
「レッドアロークラシック」は同社の初代特急車両「レッドアロー」の塗装を再現した車両で2011年11月に運行を開始した。西武池袋線や西武新宿線で特急列車として約9年半活躍し、利用客や沿線住民らに親しまれ4月29日に定期運行を終えていた。
1日は西所沢駅から西武球場前駅までを臨時特急として往路のみ3回運行され、西武球場前駅に到着後は臨時特急を利用した乗客向けに車両撮影会や車両部品の展示などが行われた。西武球場前駅に列車が到着すると車両から降りてきた鉄道ファンらは特急車両として役目を終える「レッドアロークラシック」の姿をカメラに収めていた。
家族で臨時特急に乗車した所沢市の会社員男性(45)は「子どもがこの車両が好きで、短い時間だったが子どもは楽しそうにしていた」と話し、親子で記念撮影をしていた。
今後「レッドアロークラシック」は15、16日に池袋から西武秩父間をそれぞれ1往復、29日に西武新宿から本川越間を1往復、臨時特急として運行される予定。