埼玉新聞

 

女性教諭にキス、胸も触る…男性教諭を処分 一緒の布団に入るよう迫る…女性教諭「尊敬する先輩だった」

  • 同僚にセクハラ、男性教諭を減給=県教委

 県教育委員会は11日、当時の勤務校の20代女性教諭に自宅で同意を得ずにキスなどをしたとして、県東部の県立高校の男性教諭(39)を減給6月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教育局県立学校人事課によると、男性教諭は1月9日、他2人の教諭を含めた4人で自宅で会食した際、解散後に「もう少し話そう」と女性教諭を自宅に残し、一緒の布団に横になるよう言い、キスをしたり胸を触ったりした。

 女性教諭が「やめてください。帰ります」と拒絶し、1月18日に校長に報告した。県教育局の調べに女性教諭は「尊敬する先輩で断ったらアドバイスをもらえなくなると思った」と説明。男性教諭は「寒いからこっちに来なよと言ったと思う。帰りますと言われた記憶はないが、自分の認識の甘さがあった」と話したという。

 また、昨年10月24日に私用で車を運転中に車と衝突する事故を起こし、運転していた60代男性に8週間の重傷を負わせたとして、県北部の県立高校の男性教諭(29)を減給1月(10分の1)とした。教諭は熊谷区検に略式起訴され、簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

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