埼玉新聞

 

バラ650本、新緑の丘陵彩る 埼玉・美里の知る人ぞ知る“秘密の花園”、近年は県外からの見学者も

  • 松川夫妻の庭園で色鮮やかな花を付けたバラ=11日、美里町下児玉

 美里町下児玉の造園業、松川正一・道子夫妻が育てている庭園のバラが、見頃を迎えている。今年は庭を囲むように紫、ピンク、赤色など色とりどりのクレマティスの“壁”を創作。正一さんは「2メートルほどの高さに育つように約50本を植え込んだ。今年のバラは色合いがしっかりしている。20日すぎに見頃になりそう」と期待を込めている。

 松川夫妻は自宅で育てたバラを8年ほど前から公開。知る人ぞ知る“秘密の花園”は近年、県外からも見学者が訪れる盛況ぶり。バラの数も年々増え、今年は白、赤、薄黄色など約200種、650本が新緑の丘陵を彩っている。

 道子さんは「コロナ対策も万全なので、バラを見て心と身体をリフレッシュしてほしい」とほほ笑む。

 問い合わせは、ローズガーデン令和美里園(電話090・4950・5591)へ。

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