埼玉新聞

 

<新型コロナ>集団接種のキャンセルに希望者リスト 埼玉・加須市、リストに基づき74歳市長らが接種

  • 市長らワクチン先行接種

 新型コロナウイルスワクチンの医療従事者等に該当するとして、行田市職員45人が4月30日にワクチン接種を受けていたことが14日、埼玉新聞の取材で分かった。

 市によると、29日に開設される集団接種会場で、接種業務などに従事する職員が市内2カ所の医療機関で1回目の接種を受けた。21日には2回目の接種を受ける予定。市の担当者は「ホームページで事前周知し、市民に安心安全を提供するために接種した」と話した。

 また、医師会と調整して「余剰ワクチン接種希望者バンクリスト」を作っている加須市では、8日の高齢者向けの集団接種で予約180人のうち急きょキャンセル3枠が発生したことから、リスト優先順位に基づき大橋良一市長(74)、渡辺義昭教育長(70)、角田守良副市長(64)が接種を受けていた。市は「3人とも今回の高齢者向け接種の対象者」と説明している。

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