埼玉新聞

 

埼玉西武のグッズ、配布予定の開幕戦に間に合わず イベント会社、下請けを提訴 全額放棄で和解

  • メットライフドームの新メインゲート(球団提供)

 2018年4月のプロ野球埼玉西武の開幕戦で来場者に配布予定だったノベルティーグッズの納期が間に合わなかったとして、イベント会社「レッグス」(東京都港区)が下請け企業に2100万円の損害賠償を求めた訴訟が東京地裁で14日までに、全額放棄で和解が成立した。

 和解調書などによると、グッズ用荷物の船便が濃霧と強風などで遅れたのは不可抗力であり、配布できなかったグッズを来場者に個別配送したレッグス社の対応は下請け企業に賠償責任のない特別損害であることが認められた。

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