埼玉で今年初の真夏日、熊谷と鳩山で30・1度 日本一暑いまちのシンボル、熊谷の百貨店に大温度計も設置
2021/05/15/00:00
日本一暑いまちの夏のシンボルとして知られる大温度計が14日、熊谷市仲町の八木橋百貨店に設置された。8月末まで掲出予定。
大温度計は2007年から設置。高さ4メートル、幅65センチのアルミ製で、昨年と同様に「マスクによる熱中症に気をつけましょう」という注意喚起も記載した。熊谷地方気象台の発表を基に、午前11時と午後2時に気温を表示する。
同気象台によると、14日の県内の最高気温は熊谷市と鳩山町で30・1度、秩父市と寄居町で30・0度を観測するなど、今年初めての真夏日となった。同店販売促進部長の宮地豊さん(59)は「マスクが当たり前になり、息苦しさに気付きにくいので、熱中症に注意してもらえれば」と話した。
熊谷は18年7月に国内最高気温を5年ぶりに更新する41・1度を観測している。