埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた男女4人の死亡と、新たに246人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が149人、さいたま市40人、川口市39人、川越市5人、越谷市13人。

　累計感染者は4万1340人（チャーター便帰国者含む）、死者は762人（15日午後7時時現在）。

　14日午後9時時点の重症者は48人、感染者の入院は727人、ホテル療養351人、自宅療養1076人、退院・療養終了は3万7501人。

　県管轄で死亡したのは70代男性と80代女性。詳細が判明した感染者は未就学から90代の男女146人。クラスター（感染者集団）関係では県内の医療機関で入院患者1人の陽性が判明し、計24人となった。会食関係では8人の感染が分かった。

　さいたま市によると、市内の医療機関に入院していた70代女性が14日に死亡したと発表した。感染が判明したのは10～80代の男女40人。感染経路は家庭内9人、勤務先2人、知人など陽性者と接触が5人。

　川口市によると、50代男性が13日、救急搬送された病院で陽性が判明し、その後死亡した。感染が判明したのは、未就学児や小学生を含む10歳未満～60代の男女39人。

　越谷市によると、感染が判明したのは未就学児2人を含む10歳未満～60代の男女13人。

　川越市によると、感染が判明したのは10～30代の男女5人。