埼玉新聞

 

<新型コロナ>会食で4人感染、施設クラスターも計12人に…埼玉216人感染 50代女性が中等症

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは16日、新たに216人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が119人、さいたま市49人、川口市27人、川越市7人、越谷市14人。

 これまでに確認された感染者は4万1556人(チャーター便帰国者含む)、死者は762人(16日午後6時現在)。

 15日午後9時時点の重症者は48人、感染者の入院は740人、ホテル療養348人、自宅療養1040人。退院・療養終了は3万7819人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学~80代の男女123人(非公開1人を含む)。クラスター(感染者集団)関係では県内の高齢者福祉施設で利用者1人の陽性が分かり、計12人となった。会食関係では4人の感染が判明した。

 日曜の県内の新規感染者は2週間前(2日)の290人、先週(9日)の279人から大きく減っており、県感染症対策課は「まん延防止等重点措置の効果が出てきている可能性が高い」と話した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~60代の男女49人。うち8人は家庭内感染による児童生徒や未就学児。50代女性は中等症。

 川口市によると、感染が判明したのは未就学児~70代の男女27人。男子中学生は同居者に陽性があり、検査を受け感染が判明したが、すでに登校を控えていたという。

 川越市によると、感染が判明したのは10~60代の男女7人。重篤者はいない。会社員の40代男性は職場に陽性者がおり、宿泊施設で療養中。

 越谷市によると、感染が判明したのは未就学児~70代の男女14人。

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