<新型コロナ>上尾鷹の台高校、三郷北高校など生徒ら感染…埼玉186人感染50代死亡 2クラスター拡大
埼玉県などは18日、新型コロナウイルスに感染していた50代の女性1人が死亡、新たに186人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が113人、さいたま市41人、川口市19人、川越市4人、越谷市9人。
これまでに確認された感染者は4万1876人(チャーター便帰国者含む)、死者は767人(18日午後6時現在)。
17日午後9時時点の重症者は49人、感染者の入院は743人、ホテル療養327人、自宅療養1018人。退院・療養終了は3万8390人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女92人。クラスター(感染者集団)関連では、県内高齢者福祉施設で新たに2人が感染し計14人となり、別の高齢者福祉施設では新たに4人が感染し計9人となった。県は14日に発表した感染者で重複計上していたとして1人を削除した。
県教育局によると、県立上尾鷹の台高校で同じクラスの生徒3人、西部地区の県立学校の児童生徒1人が感染した。これまでに1人の感染が確認されている県立三郷北高校は、新たに濃厚接触者1人の感染が分かった。2人は同じ部活に所属していたという。
さいたま市によると、50代無職女性が15日に死亡した。糖尿病を患っていた。市内の死者は91人。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女41人。50代男性は市立小学校の教職員。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女19人。60代の男性市議も陽性と判定された。接触のあったほかの議員9人はPCR検査で全員陰性だった。1人の感染が判明した民間保育施設は当面の間、臨時休所する。
川越市によると、感染が判明したのは10~50代の男女4人。
越谷市によると、感染が判明したのは20~70代の男女9人。うち5人が家庭内で感染した。