埼玉新聞

 

感動!埼玉最大のバラ園で“ローズウエディング” 伊奈町長が祝辞 咲き誇るバラと両親、親戚、友人が祝福

  • 雨の中、満開のバラに囲まれたローズウエディングでファーストバイトを行う野本さん夫妻(伊奈町提供)

 伊奈町制施行記念公園にある県内最大のバラ園で16日、色とりどりの満開のバラに囲まれ「ローズウエディング」が行われた。

 町が2015年から毎年バラ祭りの開催中に実施してきたローズウエディング。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、今年は入場者を制限し、マスク着用、検温、手指消毒などの感染症対策を取って、2年ぶりの開催となった。

 新郎新婦はさいたま市出身で現在は同町在住の野本大作さん(33)と実由さん(28)。2人は、園内の噴水広場前の特設ステージに登場。大島清町長からの祝辞を受けた後、ウエディングケーキ入刀やお互いにケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」を行った。司会はLoveRingsの和田琢磨さんと久我英代さんが務めた。

 その後、新郎新婦の名前が刻まれたプレートを添えたバラを、園内にメモリアル植樹。ウエディングベルを鳴らすと、参列者からフラワーシャワーの祝福が贈られた。

 2人は2月に入籍を済ませており、「次は結婚式を」と話していたところ、ローズウエディングを知り、「バラに囲まれてのウエディングなんて素敵だな」と応募したという。

 当日はあいにくの雨模様だったが、実由さんは「コロナ禍にもかかわらず、無事に式が行え、たくさんのバラと両親、親戚、友人に祝福されて、とてもうれしかったです」と喜んだ。新郎の大作さんも「感動して心がいっぱいです」と感激した様子だった。

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