埼玉新聞

 

<新型コロナ>児童生徒が感染…北部の県立学校 埼玉192人感染3人死亡 変異株が増加、会食感染が続く

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは19日、新型コロナウイルスに感染していた70、80代の男女3人が死亡、新たに192人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が114人、さいたま市39人、川口市20人、川越市7人、越谷市12人。

 これまでに確認された感染者は4万2068人(チャーター便帰国者含む)、死者は770人(19日午後6時現在)。

 10~16日の1週間に、県内で新たに確認された変異株陽性者は前週比178人増の671人。変異株PCR検査の陽性率は同5・5ポイント増の75・6%だった。

 18日午後9時時点の重症者は53人、感染者の入院は758人、ホテル療養314人、自宅療養979人。退院・療養終了は3万8566人。

 県によると、県管轄で70、80代の男女2人が死亡した。感染の詳細が判明したのは未就学児~90代の男女91人(非公開2人を含む)。会食関連では5人が感染した。県教育局によると、北部地区の県立学校で児童生徒1人が感染した。5日連続で前週の同じ曜日の感染者数を下回り、県感染症対策課は「減少傾向ではあるが、県民には気を緩めずに感染対策を続けてほしい」と話した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学児~70代の男女39人。50代女性医療職は市内の高齢者施設の職員で、感染者は利用者1人、職員3人の計4人となった。

 川口市によると、18日に入院中だった70代の男性が死亡した。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女20人。重症者はいない。

 川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女7人。

 越谷市によると、感染が判明したのは20~60代の男女12人。

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