自宅に母親(94)とみられる遺体を遺棄したとして、草加署は9日、死体遺棄の疑いで、草加市長栄4丁目、無職の男(62)を逮捕した。逮捕容疑は5月中旬ごろ―今月8日の間、自宅に遺体を遺棄した疑い。
同署によると、男は母親と2人暮らし。近所の住民から「母親の姿が見えないので調べてほしい」と依頼を受けた民生委員の男性が同日午後6時半ごろ110番。同署員が自宅内を確認したところ、ふたがされていた浴槽内で遺体を発見した。
男は「お風呂のふたをした」などと容疑を認めているという。遺体は着衣を身に着けておらず、腐敗が進んでいた。同署で身元や死亡した経緯を調べている。