<新型コロナ>クラスターの特養老人ホーム、計20人に 埼玉で2人死亡、181人感染 会食関連では4人
2021/05/23/00:00
埼玉県などは22日、新型コロナウイルスに感染していた2人が死亡し、新たに181人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が108人、さいたま市33人、川口市23人、川越市7人、越谷市10人。
これまでに確認された感染者は4万2659人(チャーター便帰国者含む)、死者は777人(22日午後7時現在)。
21日午後9時時点の重症者は52人、感染者の入院は716人、ホテル療養314人、自宅療養876人。退院・療養終了は3万9315人。
県によると、80代の男性2人が死亡した。県管轄で詳細が判明した新規感染者は未就学児~80代の男女109人。会食が感染源とみられる新規感染者が4人いた。
8日連続で前週同一曜日の感染者を下回り、県感染症対策課は「新規感染者は減少傾向にあり、まん延防止等重点措置の効果が出ている」としている。
さいたま市によると、感染が判明したのは10~90代の男女33人。クラスター(感染者集団)関連では、特別養護老人ホーム「諏訪の苑」で新たに40代男性介護職員1人、70~90代の男女利用者3人の感染が分かり、感染者数は計20人となった。
川口市によると、新たに感染が判明したのは、10~70代の男女23人。市内在住19人のうち7人は感染経路が不明だった。
川越市によると、20~70代の男女7人の感染が新たに判明した。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満の小学生男児を含む90代までの男女。市内に住む9人のうち6人は感染経路が不明。3人は家庭内だった。90代女性は軽症だが入院した。