<新型コロナ>ワクチン接種予約、さいたま市が相談窓口を拡大 公民館などに、ネット予約のサポートも
2021/05/24/00:00
さいたま市は25日から、新型コロナウイルスワクチンの接種予約について、高齢者向けの相談窓口を公民館など11施設と10図書館に拡大する。市職員が接種に関する相談に対応するほか、インターネット予約での操作のサポートも行う。全10区役所は既に相談窓口を開設して、同様の相談や支援を行っていた。
ネットに不慣れな高齢者が多く、コールセンターの電話がかかりにくいなどの苦情、相談が多数寄せられていた。市職員が相談者のスマートフォンや各施設のパソコンを利用して予約の支援を行う。
市は85歳以上(約5万5千人)、80~84歳(約5万3千人)、75~79歳(約6万4千人)に接種券を送付。80歳以上の予約は10日から順次開始され、20日までに受け付けた予約は4万5163件だった。75~79歳は24日から予約を受け付ける。70~74歳(約8万2千人)と65~69歳(約6万6千人)の接種券はまだ発送されていない。
市教委生涯学習振興課によると、公民館などの窓口相談は平日の午前9時~午後5時。施設によっては閉庁日が異なる。接種券など同封の書類一式を持参。事前の申し込みは不要だが、相談者が多い場合もあり、優先的に予約できるわけではない。
また、持病のある高齢者が、かかりつけ医にワクチン接種を相談して、同医師の判断で予約を受け付けることもあるとしている。
問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(電話0570・028・027、ファクス0570・020・810)へ。
10区役所以外の相談窓口は次の通り。
【公民館】生涯学習総合センター▽指扇▽大砂土▽桜木▽大砂土東▽鈴谷▽田島▽岸町▽文蔵▽大古里▽岩槻本丸
【図書館】中央▽大宮西部▽北▽春野▽与野▽桜▽北浦和▽武蔵浦和▽東浦和▽岩槻