埼玉新聞

 

性的暴行しようと…5歳未満の女児2人が悲劇、スマホで撮影し迫ってきた保育士を逮捕 勤務する児童施設で その後、退職した26歳…20人以上に乱暴していた可能性、逮捕は6度目

  • 【警察署】行田署=埼玉県行田市長野

    行田署=埼玉県行田市長野

  • 【警察署】行田署=埼玉県行田市長野

 埼玉県警少年課と行田署の合同捜査班は12日、強制わいせつと強制性交未遂、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、大阪府豊能町新光風台5丁目、元施設職員で無職の男(26)=強制わいせつ罪などで公判中=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年5月15日と6月22日、大阪府内の児童福祉施設内において、5歳未満の未就学女児2人に対して、わいせつな行為をしたり性的暴行を加えようとして、その様子を自身のスマートフォンで撮影した上で画像や動画を保存して児童ポルノを製造した疑い。調べに対して黙秘しているという。

 同課によると、昨年3月に交流サイト(SNS)上に性的虐待画像を投稿しているアカウントを発見。県内の福祉施設に勤務している旨の書き込みがあったことから県警に通報したことで発覚した。男は県内の施設を退職後に大阪府などの福祉施設で保育士として勤務しており、同様の犯行でこれまでに5度逮捕されていた。

 男のスマホからは撮影したとみられる動画や静止画約1200点が確認されており、20人以上が被害に遭ったとみられ、県警は同様の手口で犯行を繰り返していたとみて余罪を捜査している。
 

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