「感動をありがとう」埼玉・熊谷市役所にパナソニック優勝を祝う張り紙 商業施設など優勝フェアの企画も
2021/05/25/00:00
ラグビーの日本選手権を兼ねたトップリーグ(TL)プレーオフトーナメントで23日、8月から本拠地を熊谷市に移転するパナソニックがサントリーを31対26で下して優勝したことを受け、熊谷市で24日、市役所で優勝を祝う張り紙が掲示された。店舗でも優勝フェアが企画されており、関係者からは喜びの声が聞かれた。
市役所正面玄関では市ラグビータウン推進課の職員が「祝優勝 パナソニックワイルドナイツ 感動をありがとう」と書かれた張り紙を掲示。大きさは縦約60センチ、横約3・9メートルで、同課職員が手作りした。縦15・6メートル、横1・3メートルの懸垂幕も発注しており、完成次第飾る予定という。
張り紙を掲示していたパナソニックワイルドナイツの元選手で、同課職員の木川隼吾さん(37)は「トップリーグ最後の年に優勝し、大変うれしい。熊谷に本拠地を移転後の新リーグでも初代チャンピオンになってくれれば」と期待を込めた。
熊谷駅前商業施設3館(アズ熊谷、ティアラ21、ニットーモール)は28日から6月6日までの10日間、「パナソニックワイルドナイツ 優勝おめでとうフェア」を開催。3館内の参加店舗計67店舗による販売企画や3館に展示中の選手等身大パネルを回遊するAR(拡張現実)スタンプラリーなどを実施する。
アズ熊谷はレシート合計千円以上で「ワイルドナイツコラボ十万石まんじゅう」を28、29日に各日先着100セットをプレゼントし、ワイルドナイツミュージアムでは優勝への軌跡を紹介する特別展示も6月1日から開催予定。担当者は「地元の人に強いチームが来ることを知ってもらい、熊谷がさらに盛り上がっていけば」と話していた。