埼玉新聞

 

グルメマップに13店舗を掲載、写真映えする熊谷の魅力集める 埼玉りそな銀行、地域情報誌を発行

  • 写真映えする熊谷の魅力を集めた「TRYクマショット」をPRする小高夏美さん=埼玉りそな銀行熊谷支店

 埼玉りそな銀行は、熊谷市内4支店の若手社員が写真映えする熊谷の魅力を集めた地域情報誌「TRYクマショット」を8千部発行した。熊谷が開催地の一つとなるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向け、各支店などで無料配布しているほか、観光振興に役立ててもらおうと千部を市に寄贈した。

 地域貢献の一環として、2012年から発行している県内観光ガイドの第7弾。支店の枠を超え、若手社員の交流を促す目的もある。

 製作に携わったのは熊谷、熊谷駅前、妻沼、籠原の4支店に勤務する入社1~5年目の社員9人。ラグビーの「トライ」と、写真撮影の「ショット」から名付けた。同じSNS(会員制交流サイト)世代の若者をターゲットに「思わず撮りたくなる熊谷」をテーマに設定した。

 熊谷桜堤やうちわ祭といった名所や行事、ラグビースポットなどを紹介。中でも力を入れたのが、13店舗掲載のグルメマップだ。休日を利用して店舗に足を運び、実際に食べ、こだわりなどを取材した。料理の写真とともに「横から撮ると立体的に撮れます」「真上から撮ると、よりおいしそうに写ります」といったアドバイスも。

 リーダーを務めた熊谷支店融資外為課の小高夏美さん(27)は「熊谷は暑いまちのイメージだったが、取材を通じて人の気持ちも熱いまちだと感じた」と振り返り、「冊子を読んで、たくさんの人が熊谷を訪れてもらえたら、うれしい」と語った。

 冊子はA5判、15ページ。問い合わせは、埼玉りそな銀行の各支店へ。

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