わいせつ画像、教え子にライン…教諭免職 深夜まで数千回、耐えられず不登校に「元気づけたくて」
2021/05/28/00:00
県教育局は27日、勤務校の女子生徒にSNS(会員制交流サイト)を通じ不適切なメッセージや画像を送ったとして、北部地区の公立中学校の男性教諭(37)を懲戒免職処分としたと発表した。
同局小中学校人事課によると、教諭は昨年9月18日から今年1月27日まで、当時担任していた女子生徒に対し無料通信アプリLINE(ライン)を通じ、インターネットなどで探した下着姿の女性や薬物、入れ墨などの写真を送り付けた。「今酒を飲んでいる」などの不適切なメッセージと合わせ、画像などを送った回数は数千回に上ったという。
生徒は1月28日に同校の女性教諭に対し「深夜まで頻繁に連絡が来て困っている。受験間近でもあり、耐えられない」と相談。翌日からはストレスにより登校できなくなり、卒業式にも出席できなかった。
同局に対し教諭は「恋愛感情はなかったが、おとなしい生徒だったので、面白い画像を送って笑わせ、元気づけたいと思った」と説明したという。