県北部を基盤とする住宅メーカー、ファイブイズホーム（行田市）は28日、上尾市内にショールーム併設の営業拠点「上尾店」をオープンした。県内では16店舗目。群馬、栃木、茨城各県を含めると計28店舗となった。

　同日のセレモニーで細井保雄社長は「お客さまのニーズに応えることで信頼を重ね、5年後には地域トップシェアを目指したい」とあいさつした。

　同店の来期までの引き渡し目標は58棟。約40坪で3千万円から3500万円の4LDK建売住宅を中心に、駐車場込みのゆとりある住空間を提供する。建て替え需要も見込み、注文住宅にも注力する。

　同社は、1万棟を超える施工実績で人気だったプランを規格商品化した「とくとくバリュー」が好評で、今期は引き渡し1246棟、売り上げ約320億円を目標に掲げている。11月には川越に進出。今後も県西南部への出店を予定しており、県内全域での営業体制を計画している。