統一地方選の立候補者の演説を妨害したとして、県警捜査2課と越谷署の統一地方選違反取締本部は3月30日、公選法違反（選挙の自由妨害）の疑いで、越谷市北越谷、自称会社員の男（41）を現行犯逮捕した。

　逮捕容疑は同日午後6時35分ごろ、同市北越谷の歩道上で、県議選の立候補者が演説をしていた際、マイクを持っていた手を押さえて、選挙の自由を妨害した疑い。

　同課によると、現場は東武北越谷駅西口前で、男は「うるさい」と言って犯行に及んだという。立候補者の関係者が近くの北越谷駅交番に届け出て、駆け付けた警察官が逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。犯行時、酒気を帯びていたという。