<新型コロナ>スポーツ通じたグループで計6人が感染 埼玉で2人死亡、155人感染 保育園では計8人に
2021/05/30/00:00
埼玉県などは29日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と、新たに155人のの感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表86人、さいたま市35人、川口市27人、川越市1人、越谷市6人。
これまでに発表された感染者は4万3588人(チャーター便帰国者含む)。死者は784人(29日午後7時現在)となった。
28日午後9時時点の重症者は44人、感染者の入院は641人、ホテル療養289人、自宅療養531人。退院・療養終了は4万865人。
県管轄で29日に感染が判明したのは未就学児~80代の男女86人。数人での会食が感染源の新規感染者は3人いるという。
さいたま市によると、感染が判明したのは、10~70代の男女35人。市内の大学に通う20代男性2人は、スポーツを通じて感染。一緒だったグループでこの2人を含む計6人が感染した。今月中旬に5人が感染した市内保育園で新たに園児1人の感染が判明。検査したところ2人の感染が分かり、計8人となった。特別養護老人ホーム「諏訪の苑」で40代介護職員男性の感染が明らかになり、感染者数は計30人になった。
川口市によると、80代女性が死亡した。新たに感染が判明したのは、小学生男児を含む80代までの男女27人。同じ学級の生徒5人が感染し学級閉鎖を続けている市立中学校で、生徒30人の検査が終わり全員陰性だった。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは20~60代の男女6人。
川越市によると、県内の医療機関に入院していた70代の男性が25日に死亡した。また20代女性の感染が確認された。