埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスター施設で拡大、計15人に 埼玉114人感染4人死亡 国立施設で計6人感染

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは1日、新型コロナウイルスに感染していた80~90代の男女4人が死亡、新たに114人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が63人、さいたま市27人、川口市16人、川越市4人、越谷市4人。

 これまでに確認された感染者は4万3891人(チャーター便帰国者含む)、死者は788人(1日午後6時現在)。

 5月31日午後9時時点の重症者は44人、感染者の入院は617人、ホテル療養259人、自宅療養454人。退院・療養終了は4万1423人。

 県によると、県管轄では80~90代の男女3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは10歳未満~90代の男女49人。県内の国立施設で国家公務員2人が感染し、施設内の感染者が計6人になった。クラスター(感染者集団)関連では県内の高齢者福祉施設で新たに入所者1人の感染が分かり、計15人になった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女27人。

 川越市によると、感染が判明したのは40~70代の男女4人。

 川口市によると、入院中だった80代男性が5月31日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~70代の男女16人。重症者はいない。

 越谷市によると、感染が判明したのは30~70代の男女4人。うち70代の男性が中等症という。

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