埼玉新聞

 

川口市立など4校が生徒募集減 県公立高・来春入試 全日制募集120人減 草加西は40人増

  • 2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員

    2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員(上)

  • 2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員

    2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員(下)

  • 2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員
  • 2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員

 県教育委員会は18日、2025年度の県公立高校の生徒募集人員を発表した。全日制は131校で3万5480人(前年度比120人減)を募集する。県内の中学校卒業予定者は6万1832人(同281人減)となる見通しで、募集人員は3年連続の減少となった。

【PDF】2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員(上)
【PDF】2025年度県公立高校・県立中学校生徒募集人員(下)

 前年度から募集人員数が変わるのは5校で、鶴ケ島清風▽越谷東▽栗橋北彩▽川口市立がそれぞれ40人減。草加西が40人増加する。

 魅力ある県立高校づくり第2期方策によって、24年度に八潮や鳩山などが募集を停止したことを受けて、同年度に志願者の増加が見込まれた越谷東と鶴ケ島清風は募集人員を40人増としていた。25年度は越谷東と鶴ケ島清風が教室などの学校設備に余裕がないことから継続増とせず、減となった。

 越谷東の代わりに草加西を増とした一方、鶴ケ島清風は24年度入試における近隣校の欠員数などを考慮し、代わりに増とする学校は設けていない。

 栗橋北彩は欠員状況や倍率、地域の人口増減の見通しから減とした。川口市立は普通科の募集を1学級減らした。

 定時制は24校で2060人(前年度比80人減)を募集する。越ケ谷、川越工業の工業技術科がそれぞれ40人減となった。

 入試は来年2月26日に学力試験、翌27日に一部の学校で実技試験、面接を行う。合格発表は3月6日。

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