埼玉新聞

 

<高校サッカー>浦和東、豊岡に8―1 残り5分で2失点…4月の悪夢吹っ切るゴールラッシュ/高校総体県予選

  • 豊岡―浦和東 前半38分、浦和東の成中(左)がゴールを奪う

 (第1日・浦和東高校ほか=6日)

 49校が参加して開幕。1回戦20試合を行い、春日部はPK戦で熊谷を下した。浦和東は鳥居のハットトリックなどで豊岡に8―1で快勝した。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会は行われず、2年ぶりの開催となる。前回大会準優勝の聖望学園は三郷北を2―1で退けた。いずれもS1リーグに参加する成徳大深谷、埼玉平成、市浦和も2回戦に駒を進めた。

■再出発の1勝

 浦和東が8得点のゴールラッシュで初戦を突破した。前半3分、桜井のゴールで早々と先制すると、同25分に再び桜井、同38分には成中が得点を挙げた。平尾監督は「前半で3点取れたのが大きかった。追加点が鍵だった」と振り返った。

 4月の関東県予選は1回戦敗退。後半残り5分で2失点した。精神面を見つめ直して今大会に臨んだ。平尾監督は「トーナメントで一つ勝ったことで、あの悪夢が吹っ切れる」と話し、この日の勝利をチーム再出発の1勝と位置付けた。

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