<新型コロナ>中学校2校で感染、学級閉鎖や休校…埼玉44人感染1人死亡 県南の2校でも児童生徒が
2021/06/08/00:00
埼玉県などは7日、新型コロナウイルスに感染していた70代男性1人が死亡、新たに44人の感染を確認したと発表した。感染者数が50人を下回ったのは昨年11月24日以来約半年ぶりで、県感染症対策課は「県民の努力に感謝したい。感染拡大や変異株の懸念もあるので、引き続き外出自粛をお願いする」と話した。
新規感染者の内訳は県発表が31人、さいたま市4人、川口市7人、川越市1人、越谷市1人。これまでに確認された感染者は4万4491人(チャーター便帰国者含む)、死者は802人(7日午後6時現在)。
6日午後9時時点の重症者は41人、感染者の入院は514人、ホテル療養256人、自宅療養335人。退院・療養終了は4万2320人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは10歳未満~60代の男女17人。県教育局によると、南部地区の県立学校2校で児童生徒2人が感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10~30代の男女4人。10代男性は県内の高校生で、通学先に陽性者がいて検査を受けた。
川口市によると、入院していた70代男性が5日に死亡した。新たに感染が判明したのは10~40代の男女7人。重症者はいない。生徒の感染が判明した中学校2校は、いずれも8日まで検査のため休校や学級閉鎖をする。
川越市によると、感染が判明したのは50代の女性1人。
越谷市によると、市内の公立保育所に勤務する20代女性職員の感染が判明。勤務先に濃厚接触者はいないという。