西武電車フェスタ、埼玉・日高で開催 「レッドアロークラシック」と「52席の至福」に長蛇の列
2021/06/10/00:00
地域住民や利用者に鉄道に親しんでもらおうと西武鉄道は5日、日高市台の武蔵丘車両検修場で「西武電車フェスタ」を開催した。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止されたため、2年ぶりの開催となった。
会場内に入場できるのは事前申し込みを行った5千人に限定し、例年行われていた体験イベントなども縮小した上で開催された。訪れた家族連れや鉄道ファンらは普段は入ることができない検修場内に展示された車両や車輪、行き先表示器などを熱心に眺めたり、車両を移動させる「トラバーサー」の乗車体験などを楽しんでいた。
人気を集めていたのが特急車両「レッドアロークラシック」とレストラン列車「52席の至福」の撮影会で長蛇の列ができていた。レッドアロークラシックは4月に営業運行を終了。今回イベントのツアー列車として運行され、同社によるとこのツアー列車の運行を最後に営業運行を終了し、引退することが発表されている。